関東甲信の最高到達点制覇の話(中編)
1.はじめに
前編では、東京都、群馬県、栃木県、神奈川県のお話。中編は、埼玉県、千葉県、長野県(岐阜県)の感想。
2.感想
(1)八丁峠、志賀坂峠(埼玉県、R4.1.29)
八丁峠は数年前から通行不可となっているため、勝手だが、すぐ隣の志賀坂峠を埼玉県代表とする。
上の写真は本格的な登り始めの場所から撮影したものだが、結構な圧があった。スペック的にはそんなに厳しい坂はなく、秩父の街中から遠い、ということを除けばかなり優しいヒルクライムスポットだと思う。
現在は八丁峠までの林道は地域住民や緊急車両のみ通行可能となっている。当然ロードバイクで行くべきではない。
(2)鹿野山(千葉県、R4.8.27)
距離はそんなに長くないが、勾配が立派なヒルクライムスポット。サイクリストも多く、登り切った後にはお店もたくさんあり、かなり良いところだと感じた。
このお店、安くて美味しくてスイーツまであるので、とてもオススメ。
ここもサイクリストには説明不要の場所。自転車で行ける日本最高地点。前日に諏訪から新島々まで走り、次の日の早朝に新島々からアタック。
新島々から乗鞍までは小さなトンネルがたくさん有り、トンネルの中で分岐がある珍しいトンネルも。ただ、非常に狭いため、車のプレッシャーに打ち勝つメンタルも必要。
途中、レストハウスの手前で景色が開ける場所があるが、遥か彼方にゴールらしい道が見えて苦笑いした思い出。というか、遠すぎてあそこがゴールだなんて信じたくなかったw
乗鞍の良いところは、絶妙なタイミングで補給できる場所があるところ。写真の箇所はろんぐらいだぁす!の表紙にもなったところで、お汁粉が美味い。また、この手前にもオシャレな茶屋があり、ショップで売っているような補給食も売っている。
道中は車両規制により車の往来が少なく、景色も良いため、時間を忘れて楽しめる場所だった。頂上はポッカリ空いた空間で、「神聖な場所」という評価がぴったりな場所だった。
自転車で行ける最高到達地点ということで非常にタフなヒルクライムになると予想していたが、楽しさが完全に勝っていて、全然疲労を感じなかった。標高もだが、ヒルクライムスポットとしても文句無しに最高な場所。
乗鞍の感想が長くなってしまったため、中編にしてここまで。